最大スピード練習においては100%のスピードを出す練習でも、気持ちの上では95%で走る事が大切です。スタミナをつける練習ではないのでフォームが崩れるまで追い込むのでなく、一本一本集中して練習するよう心がけましょう。
また、最大スピードを発揮する練習というのは自分の能力の限界に近づくため怪我をする危険性が高くなります。十分なウォーミングアップ・きれいなフォームの維持・集中力を高めるなどに注意してください。
留意点
- 上半身
- リラックスを心がける。
- 腰から上を前後、または左右に揺らさない。
- 腰を落とさない。
- 視線を下げすぎず、上げすぎない。(あごを上げない)
- 脚の動きにつられて腕を振るのでなく、腕を振ることで脚の動きをコントロールする。
- 下半身
- 足を後ろに流さない。(接地したら、足首をすぐ尻の下に持ってくる)
- モモの上げ下げより、股関節を中心とした大きな動きを行う。
- 膝を外側や内側に向けない。
- 接地時は、無理に膝を伸ばす必要はないが、膝がやや伸びた状態で固定したイメージを持ち地面の反発を得る。
練習法
- ミニハードル(10~20cmの高さ、約40cm間隔)
- 15~20台を両足をそろえ、膝を伸ばした状態で弾むように連続して跳ぶ。(膝を曲げず、接地時間をできるだけ短くする。筋力を鍛えるのでなく上記の注意点の感覚つかむための練習です)
- 50mダッシュ
- 前半の30mで加速し、残り20mを最高速で走り抜ける。(3~5本程度行う。1本行うごとに多少の休憩を取る)
- ウェーブ走
- 100mを10mずつの10区間に分け10区間を、加速→MAXスピード→フロート(スピードを変えずリラックスして走ること)→MAX→フロート→MAX→フロート...で走る。
- 150mテンポ走
- できれば陸上部が使うようなグランド、またはカーブの緩やかなコースを8割程度の力で150m走る。フォーム・ピッチのリズム・重心の移動等に意識を集中しながら走る。