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加速スピード

このページでは、走り始めてから最大スピード(トップスピード)に達するまでの加速区間について解説します。

加速区間の内訳

加速区間を分析すると、次の4局面に分割することができます

  • バランスの取れた状態から自分で重心の位置をずらす第一段階
  • 最初の一歩を踏み出す第2段階
  • その後の動きの第3段階
  • 最大スピードにスムーズに移行する第4段階

この4局面の上達が加速スピードの向上につながります。

”加速の第1段階”については、瞬発力と密接に関係しているため瞬発力・敏捷性のページも参照してください。

加速区間の上達のために

加速が上手くできていない選手に、よく見られるのが次のような動きです。

  • 「速く走らなきゃ」という意識が強くありすぎて、頭だけが前に出て体がついてきていない
  • 必要以上に体を速く動かそうとしすぎて、固くなってしまう

効率の良い加速を行うために、下記に挙げるポイントを意識して繰り返し練習し、走ろうと思った瞬間には自然と正しいフォームで体が動き出している、というレベルに達することが大切です。

加速区間のポイント

上半身

  • 腕を後ろにすばやく振る。
  • 視線はやや下を向く。(あごを上げて上を見ない。ただし、あごを下げすぎない)
  • 腰の位置を落とさない。(サッカー等での瞬時の反応には重心が低いほうが早く対応できるため静止時は腰を落としたほうが良いが、加速しだしてからは腰の位置を上げたほうが効率的)
  • 無理に上半身を前傾させたり、姿勢を低くして加速しようとしない。(非常に強い筋力が必要とされる)

下半身

  • 動き始めの最初の5歩くらいは歩幅を無理に広げない。(無理に広げると接地時の地面を押す力が弱まる)
  • 腰をひねりすぎず、まっすぐ股関節から足を動かす。
  • 足は後ろへ蹴るのでなく、腰を乗せた状態で地面を上から一歩一歩押す感覚を持つ。