運動会の徒競走必勝法
- 詳細
- 親カテゴリ: トレーニングコンテンツ
- カテゴリ: スピード・敏捷性
このページは、本格的にトレーニングを行っていない人(スポーツ初心者)向けです。スポーツをしている人にとっては、当たり前のことを書いています。
このページの目的
運動会の時期になると、「○日後に運動会があるのですが、短期間で足が速くなるトレーニングはありませんか?」という書き込みが多くなります。徒競走に向けて、少しでも走力をアップさせたい学生による書き込みだと思われます。
このページは、そういった学生(主にスポーツ初心者)に対するアドバイスという位置づけで記述しています。
トレーニングの方向性
運動会を数日後に控えて、「少しでも速く走れるようになりたい」という気持ちは分かるのですが、一朝一夕に効果が出るような即効性のあるトレーニングはありません。
本番直前は、「トレーニングによって、50の走力を100にUPさせること」を目指すのではなく、「50の力を持つ人が、本番で50の力を100%発揮できるようにすること」を主眼において、トレーニングに取り組むべきだと考えます。
運動会本番に向けての準備
本番前に実施しておきたいこと
- 「走」の基本を参考にフォームをチェックする。
- 試合1週間前までに最低2回か3回は本番と同じ距離を走っておく
(できるだけ実践に近い環境で走っておく) - 本番まで2~3週間余裕があるなら、「本番の距離の半分程度のダッシュ」と「本番の距離よりやや長めのテンポ走(9割くらいの力で楽に走る練習)」を練習に取り入れる
(例:徒競走が100mの場合: 50mのダッシュを5本程度、130mのテンポ走を5本程度、それぞれ週に1~2回。) - 本番と同じ環境(グラウンドや履く靴を本番と同じものにする)でスタートダッシュの練習をしておく
(技術的な練習というよりは、本番で滑ったりしないように、グリップ感などを確認するのが目的) - 前日は軽めに走っておく(疲れを残さない。しかしまったく疲れのない状態もダメ)
(例:徒競走が100mの場合は、80mのダッシュを2~3本) - 走るのに適した靴を選ぶ(アシックスサイト-靴の選び方)
本番当日の注意点
- 試合当日は2時間くらい前までに食事は済ませておく(試合当日の食事)
- 走る約1時間前からウォーミングアップをする
(軽く動いて体を暖め体操やストレッチ、50~150mくらいのダッシュを3~5本しておく) - 本番直前に、緊張しすぎない・気合を入れすぎないようにコントロールする