スポーツ障害の基礎
なぜスポーツ障害について知っておくべきか
スポーツ障害を学ぶべき理由は、スポーツ障害が”目標達成を阻害する大きな要因”だからです。一度障害が発生すると、1ヶ月以上トレーニングができなくなることも珍しくなく、トレーニング計画に大きな影響を及ぼします。(回復に要する期間の例: 大腿四頭筋の肉離れ→6~8週間、アキレス腱断裂→3ヶ月間以上。参考: 通常治癒期間)。
スポーツ障害による影響を挙げると、
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治療期間の間トレーニングができない
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治療期間の間に体力が衰える
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後遺症など、復帰後の競技力に影響を与える可能性がある
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競技復帰後も障害再発の可能性がある
などがあります。
スポーツ障害対策のポイントは2つ
スポーツ障害対策のポイントは2つあります。
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一つ目は「予防」です。障害の原因を取り除くことで、障害を未然に防ぎます。
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二つ目は「治療」です。「予防」により障害発生の可能性を下げることはできますが、0%にはできません。そこで、万が一障害が発生したとしても、適切な処置やリハビリを実施することで、早期復帰や障害の影響を最小化します。
また、スポーツ障害と聞くと、
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肉離れや捻挫など外科的な障害だけを思い浮かべるかもしれませんが、
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内科的な障害についても適切な「予防」と「治療」を実施する必要があります。
障害発生時に、医者の判断を仰がず、WEBサイトや書籍から得られる情報だけをもとにして自分の障害を判断するのは危険です。当サイトの利用にあたっては、障害予防や、医者の診断を受けた後で障害をより深く理解するための情報収集としてご利用ください。
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