障害の治療(外科)
障害発生時の対応は、次の2段階に分類することができます。
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障害発生直後の処置(応急手当)
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競技復帰まで比較的長期にわたる処置(治療&リハビリ)
このページでは、後者「比較的長期にわたる処置(治療&リハビリ)」(外科的障害)について取り上げます。
外科的障害の治療・リハビリ方法
障害の治療方法・リハビリ方法は、障害の種類や発生場所、痛みの有無など様々な要因によって大きく変わってきます。従って、治療・リハビリを始める前に、医者の診察を受け、各要因をはっきりさせておくことが必要です。
障 害の治療・リハビリは、医者の判断に従って実施してください。WEBサイトや書籍から得られる情報だけをもとにして自分の障害を判断するのは危険です。 当サイトの利用にあたっては、障害予防や、医者の診断を受けた後で障害をより深く理解するための情報収集としてご利用くださ い。
治療・リハビリを始める前に明確にしておきたいこと
- 障害の発生場所(骨 / 筋肉 / 皮膚 / じん帯 など )
- 障害の程度(軽度・中度・重度 など)
- 障害が発生した理由
- 慢性的な怪我なのか、急性的な怪我なのか
医者に確認しておきたい「治療」の内容
- 手術が必要か / 手術は不要だが定期的な通院が必要か / 本人だけで処置可能か
- 患部を冷やすのか / 温めるのか
- 固定するのか(固定する場合、何を用いて どのように固定するのか。ギブス・包帯・テーピング)
- 回復に要する期間はどのくらいか
- 患部をマッサージをしても良いのか
※ 同じ怪我でも、時間が経つと処置内容が変化する可能性があります
(例: 腫れがある時点では患部を冷やすが、腫れがひいてきた時点で患部を温める、など)。怪我の回復段階に合わせた治療方法を医者に確認しておきたい。
医者に確認しておきたい「リハビリ」の内容
- いつからリハビリを始めるのか
- どのようなやり方でリハビリをするのか
- どのくらいの負荷を与えるのか
- リハビリ期間中、患部に影響を及ぼさないトレーニングを実施しても良いか
- 本格的に競技に復帰することが可能となる時期はいつか
- 再発する可能性はどのくらいあるのか
【外部リンク】治療方法・リハビリ方法について
- スポーツ医科学(スポーツ障害からの復帰)
- 傷害評価と記録マニュアル
- 整形外科的検査法
- 慢性の痛みをつくらないために:CramerJapan
- スポーツの怪我とリハビリテーション
- 怪我をした時のトレーニング復帰 ~ザ バルクアップ トレーニング~
【外部リンク】回復に要する期間について
スポーツ選手によく見られる障害
【外部リンク】よく発生する障害を、競技別や部位別にまとめている
【外部リンク】成長期の競技者に発生しやすい障害について
少年・少女スポーツ指導者の方、ぜひご覧ください。
【外部リンク】怪我の種類別の対処法
捻挫
肉離れ
骨折
筋肉痛
シンスプリント
その他
ここでは、代表的な怪我のみを掲載しています。これ以外にも様々な怪我が存在します。必要に応じて医者の診断を仰ぎましょう。